シンプルなヌメ革定番二つ折り財布が完成いたしました。

こんにちは。

Leather Room Blunoの宇野裕貴 (@bluno_2) です。

 

少しづつ暖かくなるにつれて

花粉症が悪化しています。

 

 

パーツ同士をくっつける作業を行いました。

 

 

縫い終わったら完成!!

 

 

ではなく

 

最後の仕上げ作業の

 

革のへりを落とします。

 

ヘリ落としとはなんぞやと思っている方多いですかね。

簡単に言うと革の角を削って(落として)丸みを出すこと

 

これを行うことで見栄えが見違えるほど変わってきます。

市販品でへりが落ちていない商品を見ると落としたい衝動にかられます。

レザークラフト の難点であり

正解がいため一生ゴールにたどり着かないと思います。

一生突き詰めていきます。

 

 

そしてコバ磨き

 

コバ磨きとは革の端部分を磨いていくのです。

端部分と言うか断面というか。

 

これもレザークラフト の永遠の課題の一つ。

コバを磨くだけこちらも一気に高級感が出ます。

 

へり落とし同様、市販品で磨かれていなければ、同じ衝動にかられます。

 

そしてようやく完成です。

 

 

まだ革に癖がついてなく開いてしまうため指で押さえています。

そしてなんとなくBlunoの特徴になりつつある微妙に丸みのあるデザイン

正直これ、わかりずらいです笑

 

この微妙な丸みが中々難しくかなりの自己満足です。

なぜ難しいかというと、型紙が作れずに皆挫折するから。

型紙作成の段階で綺麗な丸みを描けなくて断念するかたが大半です。

 

私の場合はCADを使用しているのでワンクリックで正確な型紙が描けるのです。

 

型紙講習行っています。気になる方はこちらの記事に記載しています。

 

 

こう見ると少し上部が丸くなっているのがわかるかな。

 

 

お札スペース

 

小銭スペース

 

初めて制作した定番の二つ折り財布。

古くから使われている形でサイズ感といい収納スペースといいちょうど良い。

 

なんの変哲も無い普通の財布であるがイタリアンバケッタレザーを贅沢に使用することで

 

革の良さがわかりやすく伝わる。

 

なんの変哲のない形の中でも強み?の「丸み」をわかりずらいけれども

取り入れています。

 

 

それでは。

 

 

Leather Room Bluno  宇野裕貴

 

 

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