手縫いの革製品が長く使える訳

手縫いって時間かかるし効率悪くない?

 

とよく言われますが

 

効率悪いです。

時間かかります。

 

じゃあなんで手縫いでやるの?

 

それは

ミシン縫いよりも圧倒的に丈夫に仕上がるから

革がちぎれない限り、永久的に修理が効きます。

具体的に言うと

ミシンで仕上げられている衣類で想像してみてください

 

ほつれてしまった部分を引っ張ってみるといかがでしょう。

 

連鎖でビリビリと広がっていきますよね?

おそらく経験された方も多いのではないでしょうか。

これが手縫いであれば連鎖して広がることはありません。

ほつれたひと目だけを縫い直してあげれば

ずっと使えます。

そして

革は部分部分で柔軟性が異なります。

それによって縫い締めの加減が異なってくるわけで

 

それはミシンのような機械には絶対に調整ができないもの。

人間の手で触って

感覚で縫わなければできないことです。

財布や鞄、小物、当店はすべて手縫いで仕上げています。

もちろんワークショップでも手縫いで仕上るので

縫い方などはすべてレクチャーします。

 

なので当店には機械が一切ありません。

約3年前にミシンや裁断機、革漉き機などの機会はすべて手放しました。

 

今ではミシンなどに作業スペースがとられずに

ゆうゆう快適に広々とれています。

なにも機械がなくたって財布や鞄、小物は

自分の手と最低限の道具があればつくれてしまうのです。

 

そう考えるとレザークラフト って

すごく始めやすくないですか?

 

針と糸、必要最低限の道具があればできるのです。

レザークラフト は「器用さ」ではなくて完全に「慣れ」

だと個人的に思っています。

学校で習うこともないので

難しいと言う勝手なイメージ

実はすごく単純な作業の繰り返しだったりします。

 

初期投資が少なく実用的な趣味となるはず

革製品が好きな人は多々います

もしこの記事をご覧になっている革好きなあなた

 

ぜひ一度当店で

レザークラフト を体験してみてください。

 

一度参加するだけで今後

革製品の見方がガラッと変わるはずです。

 

敷居が高いと思われがちな「レザークラフト」を

もっともっと身近に感じてもらいるように

これからも活動していきたいと思います。

 

 

それでは!!