二つ折り財布の制作にとりかかりました。

こんにちは。

Leather Room Blunoの宇野です。

茅ヶ崎の気温も日々春らしくなってきています。

 

さてBlunoには

二つ折り財布の定番中の定番の形が無いなと。

 

今おそらくみなさんが思い浮かべているその形。

 

第一段階の型紙の作成に取り掛かっています。

 

定番の二つ折り財布

 

今までに何度か依頼が来てもすべて断っていたのですが、大崎クラフトマーケットで少しだけお話をし

ショップカードだけを持ち帰られた方から後日メールがきました。

 

オーダー内容は勿論定番の形の二つ折り財布です。

 

ご連絡をもらって少し色々考えて見たので少しだけ手短に書いてみたいと思います。

 

・なぜ今まで作らなかったのか

 

出た答えはまず

1000円も出せば購入できてしまうものが世の中で溢れているから。

中には本革を使用しているものもあります。

 

そんな中

 

・なぜこの形の財布が昔から今も変わらず使われているのか

 

僕も高校生の時にこのタイプの財布を使用していたのを思い出しました。

やっぱり使い易いんですね。

サイズ感もちょうどよく用量も多からず少なからず。

 

だから今も昔も変わらずに使い続けている方が多いのだと思う。

 

そんな不変的なデザインをBlunoの特徴であるサドルステッチ(手縫いの製法)

イタリアンレザー(イタリア産ヌメ革)を使って作ることで

値段こそ決して安いものではありませんが

 

どれよりも末長く使用していただけるのではないかと思い

今回引き受けさせていただきました。

 

 

ひとまず

型紙の作成が完了しました。

これからサンプルを作成し問題なければ本番にとりかかっていく予定です。

 

それでは今しばらくお待ちください。

 

宇野裕貴